退院2日目
退院してからの日にちを書くと、また入院してしまいそうなのでやめましょう。
外はみぞれっぽい雪。かなり寒い1日になりそうです。
本日は早速、朝からお仕事です。幸せなことです。
がん患者ができるお仕事って難しい
がん患者の方は治療や副作用、痛みなどがあって、どんなお仕事をしていいのか難しいですよね。
定年退職したあとならいいですが、20代で患ってしまうと本当に大変。
国の制度などで助けられる部分はあるけれど、やっぱり補助でしかない。
病だろうが、生きていかないといけない
大げさですが、健康だろうが、病だろうが、時間は経って明日はやってきます。
ご飯を食べて、家に住んで、人と話して生きていかなければならない。
そのためにお金は必要です。
私は、地元に帰って起業すると言う道を選びました。
なぜ、そうなったのかまたブログではないカテゴリーでご紹介していくつもりです。
お仕事は地元の奈良で地域限定旅行業者として登録して、ASUNARAというブランドを立ち上げ運営しております。
内容は、DEEPな奈良の情報発信と観光客の方へツアーを提案したり、イベントを企画しております。
大成功と言えるほどお金にはまだ繋がっていませんが、色々な人とお仕事ができて充実した毎日を過ごしています。
よかったらサイトを見てみてください。
病気のことも理解してくれる仲間たちとお仕事
3月7日に催される「夜のminamoで福笑い」というイベントの撮影と打ち合わせです。
通常、夜の営業はしていないカフェのminamoをお借りして、浪曲聴いていただくナイトイベント!面白そうでしょ?
そのイベントの特典として、ASUNARAのクーポンチケットを使って様々なDEEPな奈良のスポットをも楽しめます。
今日はそのクーポンを使って銭湯が入れる(浪曲の題材が「銭湯」)特典なので、イベントの流れの説明と撮影でやってきました。
レトロで懐かしい銭湯はいい感じ。
一緒に同行していただいたのは、ASUNARAのデザインのことは全てお願いしているサトリデザインの羽角さん。
この方がいたから、奈良でお仕事できているようなもんです。
今回の企画もサトリデザインさんが考案のもの。
今回のフライヤーもめちゃくちゃカワイイ!!
お近くで、お時間、お日にちがよければ遊びにいらしてください。
なぜか言える人と言えない人に分かれてくる
羽角さんも、もちろん私の病気のことを知っていてくれて一緒にお仕事しています。
とか、がんを告白するって勇気がいりますよね。
会社勤めのときは私も、ずっと黙っていました。
がん告白の気持ち
その中でも「この人には話しておこう」とか「知っておいてほしいなぁ」と言える人と言えない人に分かれてきます。
何でかなーと考えた結果、その人を信用しているか、いないかだけということに気づきました。
病気のことを相手に伝えたら、気をつかわせるんじゃないか?なんて自分のエゴ以外何ものでもありませんでした。
思っている以上に、他の人は自分に興味がありません。
自分が心を開いて信頼していれば、病気だろうが何だろうが話せるし相手も受け止めてくれます。
羽角さんは知り合ってからの期間は短いけれど、信頼して何でも受け止めてくれた女神みたいな人だったので私も、安心して話せてスッキリしました。
❶こういう方々と❷慣れ親しんだ地元で❸自分の好きな仕事をできる環境って最高ですよね。
病気にならないと味わえませんでした。
取材のあとは、打ち合わせをして羽角さんとはお別れ。
今日の食事
そのあとは、家に帰ってから仕事をして夕方奥さんと散歩。
死ぬほどくつろげる、apaapacafeで遅めのランチをいただきます。
炭水化物はあんま食べへんっていうてたけど、apaapaのチャーハンは食べたくなるなる一品です。
パスタとか何ヶ月ぶりでしょう!?
奥さんが頼んだので食べるしかありません。
デザートは奥さんです。
店内にあった「きのう、何食べた?」という漫画、めちゃくちゃ面白いですね。
弁護士と美容師のゲイのカップルが日々の日常を過ごし、家で自炊したご飯を食べながら語らうグルメ漫画
作っているものは普通の料理だけれど、一工夫されてあってめちゃくちゃ参考になります。
料理する方にはオススメ!
そんな感じでいい感じに漫画に影響されつつ、夜は自炊でひとりごはんでした。(奥さんはちょっといませんでした)
玄米100%ごはん
塩鯖
朝の白味噌豆乳スープののこり
なす、きゅうり、大根の浅漬け(漫画から引用)
退院して、仕事して、食事して、帰ってきたなーという感じ。
これからも頑張っていきます。
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