本日は奥さんから、この日は空けておいてくださいと言われた日。
空けておいてと言われても、24時間中、23時間50分一緒(トイレの時間を除く)にいる身なので、お互いのスケジュールなどバレバレではある。
仕事も入れずに、家でのんびりしているとお誕生日のお祝いをしてくれるとのこと!
①着物に着替えて、2人でセルフで撮影
まずは着物にお着替え。
私が着ている着物は、最近母が持ってきてくれたおじいちゃんの着物です。
おじいちゃんは20年以上も前に亡くなったけど、同じ服に袖を通すことができるなんて感慨深いです。
おじいちゃんは、私からみたら「ザ・昭和」のような人でした。
いつもショートホープのタバコを吸っていて、怒っているような顔つきで、たまに美味しいものを食べさせてくれる、おじいちゃん。
子供ながらに、少し怖かったですが、かっこ良かった。
ある日、兄と大阪のおじいちゃんの家で遊んでいたら、おもむろにおじいちゃんが立ち上がり、何も言わずに、料理をはじめました。
「これでも、食べや。」
とお肉がゴロゴロ入ったチャーハンを手渡してくれました。
おじいちゃんの手料理なんて、この日が最初で最後です。
食べてみると、お肉はいいお肉なのか柔らかく、ブラックペッパーが効いていて、ツンとする大人の味でした。
でも、めちゃくちゃ美味しい。
今まで、たくさんの美味しいものは食べましたが、もう一度食べたい!と思うのは今でも20年前に食べた「おじいちゃんのチャーハン」です。
そんな憧れのおじいちゃんの着物を着られるなんて、幸せでした。
②繁昌亭で落語を見る
お次のプランは、落語を見るです!
落語は好きなんですが、図書館の催しなどで見たことはあるけれど「なんとか亭」みたいなところで見るのは初めてです。
平日だけど、満席に近いほど大入り。
人気なんですねー。1階席は座れず、2階席で観覧。
1時からの開演で、落語だけじゃなく、三味線もありーの、講談もありーのでモリモリの内容で4時過ぎまで楽しめました。
着物を着て、落語を見たかたには、大入袋をプレゼントしてくれました。
中身はナイショです。
次の予定まで時間があるというので、近くの喫茶店で暇つぶし。
あっ、さっき出てた落語家の人!
あっ、テレビで見たことある人!
と繁昌亭が近いからなのか、芸人さんをたくさん見ることができました。
③鶴橋でふぐを堪能
お次は場所をうつして、鶴橋へ。
ふぐのコースを予約してくれていました。
スキルス性胃がん患者にふぐがオススメなの理由
脂身が少なくアッサリしている
コラーゲンが多く、薬などでカサついたお肌に潤いを与えてくれる
シンプルにふぐと野菜だけなので、食べやすい
高価なので、コースだけだと普通の人には物足りない量かもしれないが、胃がん患者にはピッタリの量
だいたいが、ふぐの専門店で鍋のコースだけで完結できるから居酒屋で鍋を提供するところみたいに「この夫婦、他に全然頼まへんやん!」など店員に思われない
ふぐの湯引き。コリコリしていて美味しい。
てっさ。身がかなり分厚く、コリコリして美味しい。
てっちり。骨までしゃぶり尽くして、プリプリしていて美味しい。
最高な誕生日祝いありがとうございました。
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