入院５日目
土日の病院は結構静か。
診察などの通常業務はないし、入院患者の人も外泊や外出届けを出して一時的に家に帰ったりすることが多いからだ。
いつもなら外泊届けを出して、家に戻って暴飲暴食をしてしまうところだけれど、今回は我慢。
30日（火）に抗がん剤治療を控えているし、31日（水）は退院の予定が入っているから。
ここで、家に帰れる嬉しさとなんでも食べられる解放感が合間って、もつ鍋に、唐揚げに、餃子にビール、なんて食べた日には胆汁がダクダクでて、速攻病院送りになってしまう。
我慢、我慢。
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我慢といえば、病院ではなんといっても他の患者さんとの相部屋になっていること。
年間何回も入院していて、保険にも入り忘れていた私にとって個室なんて夢のまた夢。
人生で初めて手術した次の日も相部屋に入っていました。
しょうがないことはしょうがない。
1日、2日の入院であれば我慢できることも多いのですが、長期にわたって知らない人と同じ空間にいるのはやっぱりツライ。
入院している人はほぼ24時間入院部屋で過ごす
当たり前のことを書いていますが、お見舞いにいく方などはこの事実にあまり気づいていないことが多いです。
入院しているかたは、正直元気ではありません。
普段と同じように歩いたり、運動したりすることはできない状況です。
痛みや、点滴が体に繋がっていたりと非常に動きづらく、トイレに行くのも億劫になってしまいます。
検査やリハビリがない限り、ほぼ同じ部屋にずっといます。
そしてそれは他の３人も同じです。（４人部屋の場合）
全く知らない人と、カーテン越しでほぼ２４時間同じ空間にいることなんてないですよね！？
家族であってもそこまでベッタリ一緒にいることはないと思います。
（・・・ボブは関西弁やったんか。）
一緒にいる時間の密度が濃いので、芸歴が長い芸人の相方みたいに一挙手一投足が気になってしまいます。
入院患者は圧倒的に年配者に方が多い
20代でがんになったらどうするの？というブログですので、読んでいただいている方の中には若い方もいらっしゃることでしょう。
これも当たり前ですが、入院する方の多くはほぼ60代以上の方が多いです。
たまに20代から40代の方が入院してきても、みなさんすぐ退院されます。
そういう環境の中でこんなことが相部屋で起こりえるよ！という事例をあげますので、参考にしてみてください。
イビキ
一番、代表的なのはイビキですね。
夜だけではなくて、昼間も寝るので、1日中イビキが聞こえてきます。
私は、イビキマスターの患者さんと相部屋の時には、夜中に痛みで寝られずに、痛み止めをもらってようやく寝られそうと思った時に巨大なイビキ行進曲が始まり、インソムニアになっていました。
オナラ
仕方ないんですが、オナラ行進曲も流れます。
そんなに力まんでもええのにと思うくらい音を奏でます。
食事中も関係ありません。もちろん匂いもついてきます。
独り言
年配者の方に多い独り言。
「今日は、結構寒いみたいやなー！！」とか大声でいう方もいらっしゃいます。
（いや入院してるから、外の気温関係ないやん！）とかいちいち突っ込んでしまい疲れます。
看護師さんとの会話
これは、神経質な私の性格も災いしていますが、看護師さんとの会話も気になります。
昔の自慢話や、薬の知識披露宴など、別にいいのですが勝手に耳に入ってきて逃げ場がないのがツライんです。
そうなんです。カーテンで仕切られるからこそ、音や匂いに余計に敏感になってしまい、些細なことでも気になってしまいます。
４年間の集大成！ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン！
これは自分で解決するしかないので、購入したのが「ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン」
病院でイヤホンが必須なのは、常識です。
入院が決まったら、なんでもいいですから必ずイヤホンを手にしてください！
イビキマスターがいる時とかはずっとこのようなイヤホンをつけて、夜中落語を聴きながら寝たりしていましたが耳が痛くなります。
この春くらいに、やっとbeatsのノイズキャンセリングイヤホンに変更しました。
BEATS Studio3 Wireless Bluetoothにした理由
最大22時間の長い駆動時間
iphoneとの相性が最高
オーバーイヤークッションがふかふか
周りの音をシャットダウンするノイズキャンセリング
ちょっとお値段はしますが、ながーい入院生活の中でストレスを軽減できるなら安いものです。
プレゼントにも最適です！
入院生活では、見えないところでストレスを感じてしまいます。
気にならない方も多いと思いますが、こういう悩みはお見舞いに来てくれた人には言いづらいものです。
周りの人は病気の治療に専念できるようできるだけ、環境をよくしてあげてください。
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